健康診断でタンパク尿を指摘された

タンパク尿とは?

タンパク尿は、尿中に通常よりも異常に多くのたんぱく質が含まれる状態を指します。

通常、健康な人の尿にはほとんどタンパク質が含まれていませんが、特定の疾患や体の状態によって尿中にタンパク質が排泄されることがあります。

タンパク尿が出ていても自覚症状はない

尿中にタンパク質が排出されていたとしても、自覚症状が出ることはほとんどありません。

そのためタンパク尿は、健康診断の結果で気づくケースがほとんどです。

一時的にタンパク尿が検出されることもあり、その場合は問題にならないことが多いです。

ですが、慢性的にタンパク尿が検出される場合は、腎臓の機能が低下している可能性があります。

特に(2+)以上の数字が出ている場合はご相談ください。

まずは試薬で測定してみるのもあり

健康診断でタンパク尿を指摘された際、すぐに医療機関を受診することが難しいという方もいらっしゃると思います。

その場合は、お近くの薬局で尿タンパクを調べる試験紙を購入してご自身で調べてみるのも良いかもしれません。

朝一番の尿を測定していただき、陰性が続けば問題ないかと思いますが、何度も陽性反応が出る場合はご相談ください。