よくあるご質問


人工透析とは何ですか?
腎臓は、血液中の老廃物をろ過して尿をつくる働きの他に赤血球をつくるホルモン(EPO)を作ったり、骨の代謝(カルシウム、リン)を司る機能を持っています。
色々な原因(たとえば、高脂血症や糖尿病の合併症、腎臓自体の病気)で腎臓の機能が低下してしまうと、血液のろ過が十分に行えなくなったり、合併症など様々な障害を引き起こします。
人工透析は、これら腎臓の働きを補うまたは、肩代わりする治療法です。
詳細は初めて透析を受ける方へページもご覧ください
透析が必要な方はどのような方ですか?
腎臓の働きは慢性腎臓病の場合、段階的に低下していきます。
初期の段階では食事のコントロールやお薬による通院治療を行いますが、それだけでは腎臓の機能低下を補えなくなった場合や徐々に進行して、尿毒症を発症する場合、透析療法が必要となります。
目安としては、腎臓の機能が本来の15%未満(末期腎不全)になった際が、透析を検討するタイミングになります。最近では、尿蛋白の程度も重要とされています。
透析を始めると生活に影響はでますか?
血液透析(HD)は平均して週3回、4〜5時間程度必要になります。
透析治療が始まると生活への影響は避けられません。
当院では平日朝8:00〜21:30まで(土曜日は8:00〜18:00まで)透析を行っておりますので、透析を生活の一部としてお考えいただき、患者様ご自身の生活リズムに合う時間帯をお選びください(ご予約は別途)。
透析スケジュール例はこちらをご覧ください
透析にかかる医療費が不安です。
透析の費用は、1ヵ月あたり40万円前後かかりますが、ご加入されている健康保険に係らず、「特定疾病療養受領証」と「身体障害者手帳」の取得手続きなどを行えば患者様の自己負担額は1ヵ月あたり1万円程度となるため、ほとんどの患者様がこの手続きをされているようです。
通院するのが困難なのですが、送迎は行っていますか?
当院では、患者様お一人おひとりのご自宅近くまで、乗り合いバス(8人乗りワンボックス)を巡回させ、お迎えにあがっております。送迎をご希望の方はお問い合わせください(透析室直通TEL:045-502-4114)。
送迎バスについてはこちらをご覧ください
仕事をしながらでも通院は可能ですか?
当院では平日夜は17:00〜21:30までの夜間透析を行っております。
お仕事帰りでも透析を受けられるよう体制を整えております。
詳細は夜間透析ページをご覧ください
臨時の透析は受けていただけますか?
当院では、東京や神奈川まで旅行や出張で来られる方向けの臨時透析を行っております。
普段と違う環境での透析に不安を持たれる患者様でも、安心して透析を受けていただけるよう万全の体制でお迎えしております。普段ご通院されている透析施設のスタッフを通じご相談ください。
詳細は臨時透析ページをご覧ください
医院見学はできますか?
医院見学は随時受け付けております。
まずはお気軽にお問い合わせください(透析室直通TEL:045-502-4114)。
透析室見学はこちらのフォームからもお申込みいただけます
透析のため車で通院したいのですが、駐車場はありますか?
ございます。ただし台数に限りがございますので、透析クールによっては満車になることもございます。
まずはご相談ください(透析室直通TEL:045-502-4114)。
透析のセカンドオピニオンは行っていますか?
行っております。現在お受けになっている治療等に対し、不安や疑問がございましたらお気軽にお問い合わせください(透析室直通TEL:045-502-4114)。
日々のシャントのケアで注意するべきことはありますか?
シャント側の腕やシャント部分に負担がかかると、血流が妨げられたり針を刺した箇所から出血する危険があります。
そのため、シャント側の腕では以下のことは避けるようにしましょう。
  • 重い荷物を持たない
  • 体の下に腕が入った状態で寝ないようにする
  • シャント部分が物にぶつからないようにする
  • 手首が圧迫されるような衣類やアクセサリー(腕時計なども含む)はつけない
  • 血圧測定や採血はもう片方の腕で測定する
透析治療中でもプールに行くことは可能ですか?
適度な運動は体力の向上・維持にとって大切ですので、無理のない範囲で継続されることをおすすめいたします。
その際、シャント部分の感染を防ぐため、防水フィルムなどの保護シートを貼るようにしましょう。
1回の透析の目安時間はどのくらいですか?
基本となる透析時間は4時間です。
患者様の生活スタイルに応じての透析スケジュールが組めますのでご相談ください。
透析スケジュール例はこちら

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